【ヘルシンキラムダクラブ】Helsinki Lambda Clubの魅力を5曲で語る

つい最近(2020年9月現在)、聴き始め、気づいたら頭からフレーズが離れなくなっており、「好きかもしれない」という感情に支配されています。知識の全くない新参が、まっさらな頭で率直な感想だけを綴っていきます。知っている方も知らない方も、良かったら一緒に彼らの魅力を探ってみませんか?

□1.はじめに

筆者が彼らの音楽を初めて聴いてから、どんどんハマっていく様子も伝わるよう、衝撃を受けた時系列順に5曲、紹介したいと思います。とはいえ、単純な時系列ではなく、サブスクで聴ける範囲の全ての曲を聴いた上で、やっぱりこれが好きだなと思った5曲を時系列に並べますので、たまたま聴いた5曲ではなく、本気でおすすめしたい5曲です。彼らを知らない方は参考に、既に好きな方は共感等しながら楽しんでいただければ嬉しいです。

□2.筆者おすすめの5曲

①ロックンロール・プランクスター
長引くコロナ禍のなか、配信ライブが主流となってきた2020年9月。とある配信ライブをチェックしていたところ、出演予定のヘルシンキを発見。予習しようと思ってYouTubeで検索したところ、この1曲目に出会いました。ゴリゴリのロックンロールに最近ハマっているので、イントロを聴いて癒し系か~というのが最初の感想でした。でも歌が始まると「ロックンロールモンスターでハイディハイディホー」という謎の呪文が唱えられます。意味は分からないけども、この呪文がめちゃくちゃ癖になる。なんだこれ麻薬か。再生1回目から、中毒性がすごいなと感じたのですが、この予感は見事に的中。1回聴いてからというもの、まだそんなにファンになっているわけでもないのに、仕事中にもたまに頭に流れるし、口ずさみそうになるし、すごい中毒性です。(笑)仕事が終わって、帰りの電車で聴くと、「ああ、これこれ。」と、仕事中に頭の中で鳴っていた音楽と今聴いている音楽の一致に快感を覚えるようになります。ちなみに、全員サングラスをしてシュールな画なので、MVまで謎の中毒性あり。とりあえず1回見てきて!!

②引っ越し

次に再生したのがこの曲。出だしのコーラスから心地良い曲です。めちゃくちゃ癒し系。仕事帰りに電車で揺られながら聴いていたのですが、癒されすぎて、爆睡し、家の最寄り駅を通り過ぎた思い出があります。そして、この曲の歌詞が大好きです。「ここで息ができないなら 海の底へ引っ越そうか」というフレーズがありますが、筆者も苦しい状況を打破するために引っ越す予定があるので、現実と重なる部分があり、心惹かれました。なんというか背中を押されたような気持ち。また、この歌詞以外をみても、「それは捨てようか 重いから」や、「流した涙はそのままで」など、良い意味で肩の力が抜けるような言葉が多いです。曲調とこれらの言葉が混ざり合って、絶大な癒し効果を発揮します。頑張った一日の帰り道に聴きたい。

③ミツビシ・マキアート

この曲、いちばん好きです。彼らの楽曲のなかではめずらしく音が激しいというか、がちゃがちゃしたかんじで、勢いがあります。癒し系のロックはあまり聴かないという方でも、この曲は好きになるような気がします。サブスクで見ると、この曲が収録されているアルバムは、2曲しか公開されておらず、これから発売予定のアルバムなようです。いちばん好きな曲が最新のアルバムに入っている曲であることに最高にわくわくします。いろんな音を奏でられる、幅のあるバンドだと感じるし、これからもいろんな曲を生み出していくのだと思いますが、個人的にはこの曲の系統がめちゃくちゃ好みです。幅のあるバンドだと書きましたが、この曲自体が幅をもっているようにも思います。一曲とは思えないくらい要素が多い。おしゃれなアナウンスから始まって、激しめのイントロが鳴って、優しい歌声が加わって、テンションのあがるコーラスが入って(以下略)という具合に、文字にしただけでも変化が多い。聴いていて飽きない曲だなと思います。ライブでやるとどんなかんじなんだろう。楽しそう。あと、「俺も君にそんな顔させたいし」という歌詞がとても好きです。かわいい。

④PIZZASHAKE

この曲は、たまたま出会ったのではなく、サブスクにある曲をぜんぶ聴いて、良い!と思った曲です。とても不思議な音で、その新しさにわくわくして明るい気持ちになります。刻みやすいリズムから始まり、この入り口で音の世界に招き入れられます。そして、リズムに乗っていると聴こえてくる、「ポワポワン」みたいな不思議な音色。えー!なにこれおもしろい!という気持ちになって何だか笑顔になります。そしたらまた音が変わって、落ち着いた歌声の裏側で鳴り続ける高めの切れが細かい楽器の音。えー!わくわくする!という気持ち。なんというか、彼らの音は先が読めないので、ドキドキします。でも、まとまりはしっかりあって、ずっと同じテンポで乗っていられる。なのに変化しつづける音。それが最高に楽しい。芸術を極めすぎると不思議なもののかたまりみたいになって、凡人には手出しができないみたいなことになりがちですが、彼らの音楽は芸術的で個性があって不思議なのに、リズムに乗りやすくて、まとまりもちゃんとあるから、誰でも仲間に入れてもらえるような、そんなとっつきやすさを感じます。
だから、楽しいです。好き!

⑤This is a pen.

この曲はバランスが良いなと思います。綺麗なコーラスに癒されつつ、楽器はガシガシとしっかり鳴っていて、「This is a pen,death is a friend」のあたりなんかは一緒に声を出したくなります。癒し系を求める人のニーズにもロックを求める人のニーズにも応えられる曲な気がします。ここまでに挙げた5曲で言うと、「ロックンロール・プランクスター」は中毒曲、「引っ越し」は癒し系、「ミツビシ・マキアート」はロック系、「PIZZASHAKE」は不思議な曲、「This is a pen.」は癒し+ロック、といったところでしょうか。あと、この曲はMVも好きです。お互いの服や顔にペンで書きまくるMVなのですが、コメント欄を見たかんじ、エキストラが参加して作成したようなので、この場にいたかったな~という気持ちになります。ファン同士はもちろん、メンバーの顔にも書いてるの、楽しそうすぎる。(笑)

□3.まとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。この文章を書き始めたときには、ヘルシンキのこと、「好きかもしれない」というかんじだったのですが、文章を書いているうちに、「あ、好きだわ」という気持ちになりました。第2章で④PIZZASHAKEのこと書いてるときに最後「好き!」で締めくくってますが、このときに「あ、好きだったんだ」と思いました。なんかあれですね、恋心に気づいた瞬間みたいですね。(笑) 新参すぎるし音楽の知識もないので、つたない文章になっていると思いますが、これが私なりの感想です。もっとこのバンドのことを知りたいので、ファンの方はいろいろと教えていただけると嬉しいです。

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