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【経験者が厳選】遠距離恋愛ソング10曲【J-POP＆邦ロック】

遠距離恋愛ってめちゃくちゃつらいですよね。本記事では、大学4年間の遠距離を乗り越えて入籍した筆者の経験を活かし、経験者だからこそセレクトできる、遠距離恋愛ソングを紹介したいと思います。

もくじ

1．はじめに
2．J－POP5曲
3．邦ロック5曲
4．まとめ

□1．はじめに

普段は邦ロックの記事を書いていますが、今回はJ-POPも含めたいと思います。ロックが吹き飛ばしてくれる感情もたくさんありますが、J-POPには寂しさに寄り添ってくれる曲がたくさんありますので、第二章と第三章でJ－POPと邦ロックの両方を紹介したいと思います。恋人や友達に話を聞いてもらうことも、もちろん大切ですが、吐き出しきれない寂しさもあると思います。そんなときに、寄り添ってくれる音楽を全力で選びますので、良かったらお付き合いください。

邦ロック5曲目以外の全9曲については、サブスクがあり、YouTubeにMV等の動画もありますので、そちらをきっかけにして聴いてみてください。

□2．J-POP5曲

①Song for…/HY

邦ロックを期待してこの記事を読んでいる方からすると、ベタベタな失恋ソングのイメージのあるＨＹをおすすめされても、ジャンル違いだと思われてしまうかもしれませんが、つらい恋愛をしているときは、ＨＹは最強です。
「アナタと出会って恋に落ちて同じ気持ちになれたのに　会えない会いたい今アナタに会いたい」という歌詞がありますが、まさにこれですよね。捻りはないかもしれませんが、本当に寂しいときって、自分の気持ちと全く同じことを歌った曲が聴きたくなるというか、そのままの歌詞に泣けることが多々あります。〝両想いになれたのに”なんでこんなにつらいんだろう、と思ってしまっているそこのあなたは是非聴いてほしい。この曲の歌詞全てに共感できるので、遠距離経験者じゃないと作れないだろうと思って調べると、作詞作曲をして歌っている泉さんは、やはり経験者でした。気になる方は調べてみて下さい。素敵なエピソードが知れますよ。

②シーユーアゲイン/高橋優

離れたくないけど離れなくちゃいけないという内容で始まる曲なので、遠距離になったばかりの時期の心に寄り添ってくれます。特に注目していただきたいのが、「ささやかな幸せの粒たちが　いつかまた僕らを引き合わせるよ」という歌詞です。「ささやかな幸せの粒たち」を「今までの幸せな思い出」だと解釈し、幸せな思い出があるから私はこの人と付き合っていたいんだよな、これからも幸せな思い出を増やしていって、繋いでいきたいんだよな、と思わせてくれる曲です。マイナスな気持ちに寄り添いながら、最後には前向きな方向へ導いてくれるところが、高橋優の音楽の真骨頂だと思います。好きになって損はないアーティストなので、これを機会に聴いてみてください。

③キミがいる/いきものがかり

「夢に見てた　こがれていた　キミがいる」という歌詞が印象的なこの曲は、寂しさを埋める曲というよりかは、次に会える日を楽しみにできる曲です。会いたい夜を何度も越えて、もしも恋人に会えたら、そのときはきっと夢に見てた人に会えた！という気持ちになると思います。そのときのキラキラした恋の気持ちを体験できる曲だと思います。「その声にいつも触れたくて　そっとそっと　耳をすましてた」という歌詞もかわいくて大好きです。遠距離恋愛をしていると、寂しくてつらいだけの、なんて不幸な恋愛なんだと思ってしまうときもありますが、自分はドラマみたいな、純粋な、かわいい恋愛をしているんだ！と思ってときめきながら過ごせるといいですよね。むずかしいけど。(笑)

④TELE〇POTION/七尾旅人

テンションが低く、落ち着く曲です。GalileoGalileiが好きな邦ロック好きは好きかも。「僕にはもう　とどかない　そんな気がしてしまうほど遠いね」という歌詞があり、「遠いけどがんばろう！」とか「寂しいけど好きだから…」とか、そういうクサさがなく、淡々と歌ってくれる曲なので、疲れたときにおすすめです。恋人に会えない期間が長くなると、寂しくて泣いたり、不満が募って怒ったり、感情が忙しくて次第に疲れてきます。会えない分、幸せの充電ができない遠距離恋愛は、特に疲弊しやすい恋愛だと思います。疲れてしまった深夜に聴くと、とても沁みる曲です。

⑤何度でも/DREAMS　COME　TRUE

定番の応援ソングですが、解釈次第では遠距離の応援ソングとして聴くこともできます。「悲しみに支配させてただ潰されるのなら　何度でも（×３）　立ち上がり呼ぶよ」という歌詞がありますが、「悲しみに支配させてただ潰される」という言葉は、遠距離に心が折れて別れる状況と重ね合わせることができます。遠距離さえ乗り越えれば最高のパートナーになれる可能性があると考えると、悲しみにただ支配させるのはもったいない！支配させてたまるか！という気持ちになれます。また、「どうして分からないんだ？伝わらないんだ？喘ぎ嘆きながら　自分と戦ってみるよ」という歌詞にも注目してほしいと思います。寂しい気持ちを、なかなか会いに来てくれない相手への不満にしてぶつけてしまうことがありますが、寂しさは自分で消化するものです。話し合いはもちろん大切ですが、「どうして分からない？」と相手を責めて追い込んでしまう前に寂しさを趣味など、自分で埋める努力をしているか、自分と戦っているかを自答することも大切だと思います。踏ん張るためのヒントが散りばめられたこの曲をぜひ聴いてみて欲しいと思います。

□3．邦ロック5曲

①遠恋/RADWIMPS

邦ロック好きの定番ソングというかんじがしますが、やっぱりこの曲は外せません。会話のような歌詞から始まりますが、この会話がなんとなく刺々しく、冷めた態度を感じます。寂しさの裏返しで、強がった冷たい態度になっているというのが筆者の解釈です。一番好きな歌詞は、「笑ったってどこか悲しくて　怒ったってどこか切なくて　きっといつもどこかに君がいる」という歌詞です。遠距離が終わるまではずっと悲しい感情がついて回る気がします。最初の会話のような歌詞の冷たさも、嫉妬の怒りが込められつつも悲しさと切なさに覆われているような印象を受けます。怒りですら、どこか切ない。また終盤の「いっそ僕はこの距離と君と三人でいいよ」という歌詞には、野田さんらしさを感じます。切なさ、悲しさ、怒り、愛、許し、いろんな感情を一曲に閉じ込める彼はやっぱり天才ですね。遠距離恋愛をするあなたの繊細な心に寄り添ってくれる曲だと思います。

②あなたに/MONGOL800

遠距離に合う曲って、寂しくて暗い曲が多いのですが、この曲は元気に聴ける曲です！MONGOL800の特徴である、男らしく真っ直ぐな歌声と、ポップかつロックなサウンドに元気をもらえます。「あなたに逢いたくて逢いたくて眠れない夜　夢で逢えたら　考えすぎて眠れない夜」という歌詞は、素直に共感でき、恋人の元へ走り出したくなります。寂しさに心を喰われて、暗い曲ばかり聴きたくなる気持ちも分かりますが、たまにはこういった明るい真っ直ぐなラブソングを聴いてみてはいかがでしょうか。
③リッツパーティー/backnumber
「なかなか会えない日々が続いてはいるけれど」から始まるこの曲は、遠距離に重ねて聴くことができます。連絡もマメにとれていないけど許してくれる君に甘えてしまうという内容の曲です。「君の弱さも強さも　全部まとめて面倒みるから　なんて言えたらいいなって　思ってるけどこれは後でいいや」という歌詞があり、「後で良くない！それを言え！！！」と思ってしまいますが、連絡がマメにできない人は後回しにしがちなのかなと思います。ただ、この曲は、後回しにはしているけども、相手のことを大切に想っていることは明白です。「連絡の多さ＝好きの度合い」ではない、というのが筆者の持論ですので、会えないだけでなく、連絡すら少ないという場合は、相手がこの曲みたいなことを考えてくれていたらいいなと思いながら少し落ち着けるといいかなと思います。本当に気持ちが冷めていて、連絡が少なくなっているのなら少し考えた方が良いかもしれませんが。連絡不精な恋人をお持ちの方におすすめの曲です

④また逢える日まで/WANIMA

つらいときほど、これくらい明るく眩しい曲が沁みたりします。WANIMAらしい、みんなで合唱したくなるような前向きな音楽ですが、歌詞には会えない寂しさがしっかりと表現されています。「逢いたくなる夜には　瞳を閉じても眠れず溢れ出す」という歌詞がまさにそうで、夜に泣きたくなるこの気持ち、よく分かりますよね。でも、「戦い抜いて涙拭いて」「諦めないでどうか耐えて」「振り向かず前へ」と、前を向かせてくれる言葉が圧倒的に多いです。WANIMAはテレビへの露出が増えて、遠くに行ってしまったような感覚があるかもしれませんが、やっぱり人気が出ざるを得ないと思うほど名曲をたくさん持っています。今、改めておすすめしたいと思います。

⑤デイドリーム/ハルカミライ

「今すぐ会いに行けたなら　時間も場所も飛び越えて行けたなら　2人は幸せなのに」という歌詞から始まるこの曲。もうこの時点で共感ですよね。「悲しい嬉しいも全て君のせいだ」という歌詞もあるのですが、「君のおかげ」ではなく、「君のせい」なところがたまらなく良い。曲調はしっとり系ではなく、程よく明るい曲です。当事者視点ではなく、第三者の視点から、「2人は幸せなのに」「2人が会えますように」と歌う距離感が、聴いていて心地よい曲です。第三者視点の曲はあまり見かけないように思うので、当事者視点の曲がしんどくなったら、この曲を聴いてほしいと思います。

□4．まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。今回はJ－POPと邦ロックの両方からおすすめの曲を紹介させていただきました。寂しさに共感してくれる、しっとりとした曲を聴きたい場合はJ－POPがおすすめです。そういった曲を聴くと余計に寂しくなるから、前向きな曲が聴きたいという場合は、邦ロックがおすすめです。人によって、時期によって、時間によって、求める音楽は異なると思いますが、今回の記事のなかで、素敵な曲との出会いが生まれれば嬉しいです。

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