【ハマりました】是猫(CHilMiY)/バンドの概要と初ライブの感想

筆者が最近ハマっている是猫(CHilMiY)というバンドを紹介する記事。CHilMiYから是猫に改名して初のライブは2022年9月10日。最高だったのでライブの感想も綴ります!

1.是猫(CHilMiY)って?
2.おすすめの3曲
3.初ライブの感想
4.まとめ

□1.是猫(CHilMiY)って?

CHilMiYというバンドとして活動していましたが、改名して是猫となりました。読み方は「ぜねこ か しーまお で」と公式アカウントのプロフィール欄に書いてあったのですが、いつの間にか「ぜねこです」に変わっていました。結局“しーまお”ってなんだったんだ(笑)

ライブの入場時に「お目当てのバンドは?」と聞かれたら、「ぜねこ」と答えれば良さそうですね!

是猫のホームページはまだ無く、CHilMiYのホームページが残っていたので、そこから紹介文を以下に引用します。
Since2018
3人組ジャパニーズオルタナギターポップバンド。
「CHilMiY」from東京。

ノイジー且つエモーショナルなギターサウンドと情感溢れるメロディで退屈な日々を鮮やかに突き刺す。
2018年結成ですが、しばらく活動がストップしているような状態が続き、2022年、是猫に改名して、最近活動を再開したのが実態です。

CHilMiY時代に出た最後のMVは2019年のもの、ライブは2020年の3月がラストなので、おそらく2018~2020年活動→2年間ストップ→是猫として再開、という流れでしょう。

筆者はストップ期間中にCHilMiYの存在を知り、その音楽の虜になりました。活動再開、嬉しすぎる~~~!!!!!

ノイジーなギターサウンドがかっこいいこと、メロディが頭から離れなくなったこと、気怠さと爽やかさを兼ね備えた歌声に惹かれたこと、が筆者がCHilMiYの音楽にハマった主な要因です。

とにかく聴いてもらうのが早いと思いますので、次の章でおすすめの曲をご紹介していきます!

□2.おすすめの3曲

①ドランキーモンキー

CHilMiY時代の曲で、YouTubeにMVがありますので、聴いてみてください。

筆者はノイズ系のサウンドが好きなので、ドランキーモンキーはイントロから「おっ!」と思いました。ギターの音が良い!思わずノッてしまうようなメロディでポップさもありつつ、曲全体にだらっとした気怠げな印象もある、不思議な魅力を纏った曲です。

加えて、歌声がとても魅力的です。パッと聴いた印象は“爽やか”なのですが、爽やかなだけではなくて、気怠さとか、諦めたような感情とか、鬱々としたかんじとか、も含まれている歌声だなと思います。爽やかさと気怠さという正反対の要素が同居するってすごくないですか?

歌詞も良くて、冒頭の歌詞は「だらけきった生活で やるきのない会話 猿みたいな享楽と 青すぎた春の夢」です。このくたびれたかんじがすごく好きです。青い春じゃなくて、青すぎた春。青春がもう過ぎ去ってしまってるかんじが良い。「喜怒哀楽乾いている 灰になってゆく」という歌詞も好きです。なんならこの曲の歌詞ぜんぶ好き。

筆者は最近、楽曲の中に暗さを含んだ上で、楽しく聴けるものに昇華している音楽が好きです。それで言うと、CHilMiYはドストライク。歌詞を読むと陰があるのですが、メロディで沈まず聴かせてくれる感覚があります。絶妙なバランス感覚。

②ヴェインブルー

YouTubeでshort ver.を視聴できます。投稿日が2017年となっていて、CHilMiYとして出しているCD2枚にも入っていないので、long ver.がどこで聴けるのか不明です。知っている方がいらっしゃいましたら教えてください。これから出すCDに入ってきたらめっちゃ嬉しいけど…!

この曲はバンドサウンド全開で、少年漫画のアニメの主題歌に抜擢されそうな、勢いのあるイントロから始まります。ワクワクしちゃいますね。そして歌声が入ってくる、ここ、もうここでノックアウトなんですよ筆者は。切なさを内包した歌声に、胸がぎゅっと詰まります。

歌声が良すぎて感傷に浸っている間に、間奏に入って、間奏はまたバンドサウンド全開でめちゃくちゃかっこいい。転調するたびに、(うわぁ…めちゃくちゃ良いなぁ…)となるので、この曲を聴いていると、手のひらで転がされている感覚があります。聴いていて飽きません。

③クリームソーダ

執筆現在(2022.9.12)、是猫としてリリースされているのは「殺伐さん」と「クリームソーダ」の2曲のみで、クリームソーダは最近MVが公開されました。先ほどご紹介したドランキーモンキーやヴェインブルーとはまた違う雰囲気なので、この曲も聴いてみてほしいです。

ギリギリ崩壊しないラインまで歪めたような、怪しいメロディがかっこいい。是猫に改名してからの曲の方が、癖が強い印象ですが、まだ2曲なので、CHilMiYの頃からテイストが変わるのかどうかは、まだ読み切れない気がしています。これからどうなっていくか楽しみ…!今のところCHilMiY~是猫まで全部好み!

他の曲もおすすめ

是猫の2曲はサブスクで聴けますが、CHilMiYはダウナーガールという曲以外はサブスクはありません。CHilMiYがリリースしたCD2枚は、CHilMiYの公式サイトから通販で購入できます。

歌詞が良いので、ぜひ歌詞カードを手に取ってほしいのと、筆者が一番好きなカタルシストという曲は、CDでないと聴けないので、それを聴いてほしいです。

カタルシスト、YouTubeでBGM ver.が投稿されているのですが、CDの歌声が入っているバージョンを是非聴いてほしいです。歌詞が暗くて最高です。「腐り果てた夜、壊せば楽だな」とか出てくるんですよ、良すぎる。この歌詞をあの歌声で、そして秀逸なメロディで鳴らすもんだから、CDが届いて聴いたとき、カタルシストを早々に好きになってしまいました。良すぎる。

「一瞬で」と「でたらめな感情」の2曲も特に好きです。ていうか本当に全部良い。CDおすすめ。

□3.初ライブの感想

「茶バン」2022.9.10(土)@下北沢近松

筆者がCHilMiYを知ったのは2022年2月でしたが、活動がストップしていた期間だったので、9月になって、やっと生で聴けました。

是猫に改名して初のライブ茶封筒というバンドが主催するイベントで、是猫側から応募したようです(MCで言ってた)。ライブする機会を取りに行ってくれたのまじありがたい~!ずっと待ってました!!!!!

場所は下北沢の近松というライブハウスで、こじんまりとしたかんじ。転換中はほぼ人がいなくなって、地元の子ども(?)が物販の机でお絵描きしてるみたいな、そういう雰囲気です。一人で行ったので筆者はポツンと立っていました、アウェーすぎる(笑)

転換20分・本番20分のイベントで、本番が短めだったので、転換中のリハもしっかり見ました。本番にやる曲を部分的に演奏。初めて見るので、目に映るすべて、耳に届くすべてが新鮮で、(うわぁ~!)という気持ちで見ていました。こういう瞬間ってまじで嬉しいですよね…
本番のセトリは以下のとおり

1.ダウナーガール
2.殺伐さん
3.クリームソーダ
4.ドランキーモンキー
1曲目はダウナーガール。「思ったよりノイジーじゃん!!!」というのが最初の感想でした。めちゃくちゃ爆音映えする。もうそれが筆者は嬉しくてたまらなくて、めっちゃニヤニヤしました。音源で既に好きで、ライブがさらに良かった場合って、まじで最高の気分になります。

是猫の曲はメロディがとにかく良い一方で、激しいテイストではないので、アガるというよりかは、気持ち良いという印象でした。でも、ライブで爆音で演奏されると、“アガる”要素が一気に増すんですよ、これがまじで嬉しかった。ただでさえメロディと歌声がめちゃくちゃ良いのに、それをデカい音でノイズ強めでドカン!と演奏してくれるわけです、良いに決まってる。いや~~~かっこよかったな…(余韻継続中)

2曲目の殺伐さん3曲目のクリームソーダは、リリースして日が浅いので、まだ筆者自身に馴染み切っていない感覚があったのですが、ライブで聴いて大好きになりました。想像していたよりもゴリゴリした演奏で、迫力があって、めちゃくちゃかっこよかったです。殺伐さんのときは赤黒い照明だったのですが、その照明が似合うダークな雰囲気をまとっていたのも良かったです。

4曲目はドランキーモンキー。やっと聴けた感が半端ない。1~3曲目の演奏で既に驚いた後だったので、(是猫のライブってこんなかんじなんだ…!!)みたいな感想は特になかったのですが、やっぱりめちゃくちゃ良い曲だなと思いました。

音源でもめちゃくちゃ良いけど、ライブではもっと良い。この音をまた聴きたいと思ったし、(あ~、私これ通うんだろうな~これから)と自然と思いました。次のライブを既に待っています。1回聴いたら中毒になってしまうタイプのライブ

□4.まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。音源の時点で好きだったのですが、ライブで聴いて、好き度が爆上がりしました。初ライブ以来ずっと聴いている…(笑)

これから是猫関連のツイートをすることも増えると思いますので、是猫がどんなバンドなのか、この記事である程度知っていただけると幸いです。

是猫の話を筆者に振ってもらえるとめっちゃ喜ぶので、聴いてみたよ~とかそういう話、待ってます!(笑)
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